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ギャラリー猫町20周年特別展のお知らせ
ギャラリー猫町20周年特別展
20th anniversary exhibition
*2020年1月9日(木)〜2月2日(日)*
(会期中、月、火、水曜日は休廊、前半と後半で展示の入替を予定しております。決まり次第お知らせ致します。)
2020年、おかげさまでギャラリー猫町は20年目を迎えます。
ご愛顧くださったお客様に感謝の気持ちを込めて、
設立当初からこれまでにご縁をいただいたアーティストの方々の多彩な作品とともに、
これまでのあゆみなども展示、節目の年の新しい一歩を踏み出す特別展です。
皆様のご来廊を心よりお待ちしております。
ギャラリー猫町から
《参加予定アーティスト》
彬香子、天野千恵美、有田ひろみ・ちゃぼ、安藤友香、石川惠子、石川亙、石渡いくよ、稲田敦、岩渕俊彦(紙町銅版画工房)、榎俊幸・えのきえみ、大江フミト、大野隆司、おおやぎえいこ、岡村洋子、奥川ユウジ、小澤康麿、春日工房、 元祖ふとねこ堂、桐山暁、小出信久、小嶋伸・サチコ、小島美知代、小紅、児山梨香プルチーノ、櫻井魔己子、佐藤恵美、佐山泰弘、樹乃かに、松風直美、白井光可、杉原京、鈴なお、須永みい紗、すみ田理恵、 蟬丸・蜩丸、たかいよしかず、高橋理佐、高原鉄男(TETSUO CORPORATIION)、田口輝彦、ぬくふく*momoCa、沼田恵美子、猫風゜呂、のび工房、はしもと美子、服部京子、はら・かおり、東直生、ひがしりょうこ、 平林義教・利依子、深井和子、布施和佳子、細山田匡宏、まいけるからわた、曲沼らん子、松本浩子、marugo、水谷満、村上しよみ、目羅健嗣、もりわじん、山口マオ、山下健一郎、山田いつか、山中正大、横倉絹枝(50音順敬称略)
*アーティストの在廊予定はございません
■谷中ギャラリー猫町■
〒110-0001東京都台東区谷中2−6−24
TEL 03-5815-2293
FAX 03-6231-0545
【開廊日】木・金・土・日曜日、午前11時から18時
※会期最終日は17時終了になります。
東京メトロ千代田線「千駄木」駅下車(徒歩6分)
1出口からさんさき坂を上がりキッテ通りへ
白猫が目印の石段の上(電柱に案内板あり)
今回ギャラリー猫町さんの記念展ということで黒猫さんの招き猫時計を作らせて頂きました。
黒猫は夜でも目が利く事から日本では昔から「福猫」と呼ばれ魔除けや幸運の象徴とされていて
黒い招き猫は魔除けのご利益があるとか。
今回は猫の顔を銅板を打ち出しして作りました。
招き猫の手には真鍮線で作った今年の干支の招きネズミさんがいます。
お腹の文字板の周りには猫町20周年の文字を入れました。
ギャラリー猫町さんに初めて参加させて頂いたのは今の工房を立ち上げた2008年の夏のグループ展。
それまで自宅で制限のある環境での制作でしたので、
これから色々な手法を取り入れた作品を展開して行こうとした所にお声を掛けて頂きました。
そして翌年2009年には2004年に猫のクラフト作家として活動をスタートしてから初めて個展をさせて頂きました。
この年以降、10年間で1年〜2年ペースで7回個展をさせて頂いています。
それまでは百貨店での出展やグループ展での活動でしたので、猫町さんでの個展をきっかけに
作品が一気に進化することが出来たと思います。
そして今年がギャラリー猫町さんが20周年という年の9月に2年振りにまた個展をさせて頂く事になりました。
私にとって猫町さんは私を成長させて頂いた場所。
今度の個展はここでの10年を振り返った作品展になれたらと思っています。
そしてこれまでの感謝を込めて今回の『黒猫さんの招き猫時計』を展示させて頂きます。
時計は私にとっては外せないアイテムです。
それは2011年の東日本大震災の年。
作品に対する思いが180度変わった年でもあります。
あの震災で私自身も止まってしまった時間を
その翌年の奇しくも3月1日ー11日に行なった個展で再び吹き返そうと一心不乱に制作しました。
それ以降、現在もライフワークとして多くの時計作品を作らせて頂いています。
今回の作品もまたこれまでより進化していると思います。
どうぞよろしければ直接ご覧くださると嬉しいです。